マイホームに憧れがあって、そろそろ計画していこうと思っているんだけど少し困ったことがあってさ。。
ついにマイホーム計画始めるんだね!困ったことってどうかしたの?
そもそもどこから始めていいかのか分からないんだ。知らないことが多くて不安だから大まかな流れを教えてくれない?
確かにイメージはやることが多そうで不安になるよね。じゃあ体験談を踏まえて答えるから少しでも役に立ってくれると嬉しいな。というわけで早速重要なハウスメーカーと土地選びについて考えてみよう!
⭐︎ハウスメーカー選び
注目ポイント:企業方針 建築工法・構造 ランニングコスト 保証 etc
確認ポイント:予算 分譲地情報 間取り 保証内容 etc
⭐︎土地選び
注目ポイント:周辺環境・治安 職場へのアクセス 交通の利便性 etc
確認ポイント:所有者・権利関係 法的規制 災害マップ etc
家作りにおいてまず初めに決めるべきことは、どのハウスメーカー(工務店)でどこの土地に建てたいかを計画することですが、すでに土地がある人などを除くと多くの方はどんな基準でどう決断するがいいのか曖昧なことが普通だと思います。僕自身初めはハウスメーカーも名前以外の情報はほとんど知らず、土地に関しても何となくここらがいいんじゃないか?程度の知識しかない状態で家作りを始めたものですから、不安が大きく調べることも多くあり困り果てていました。そこでその経験を振り返り、必要だったと思う項目に絞った上記のリストを作りましたのでみなさんの決定の後押しになれば幸いです。それではここからは各項目ごとに確認していきましょう!
【実体験】家作りの流れとマイホーム計画について
知人の紹介で興味があったハウスメーカーの相談会へ
他のメーカーさんとの比較・検討
自分たちの理想を言語化するためマイホーム計画を考える
計画に合ったハウスメーカーの選定
土地の情報収集・決定
これが我が家の家作りの大まかな流れです。元々マイホームを持ちたいという希望はあったものの何から始めていいのか分からず、住宅展示場も営業がめんどくさそうとやらない理由を見つけては先延ばしにしている状態でした。そんなある日知人の紹介でハウスメーカーの相談会に参加することに。この経験がキッカケで”百聞は一見にしかず”だと気づきこれまでの考えを改め、真剣に家作りを進めることになりました。結果論ではありますが、僕としてはこのタイミングで紹介を受けて前向きに計画を進めたことが本当に良かったと思います。以下に僕が経験を通して皆さんに知ってほしいと思った点を詳しくまとめていきます。
紹介を受けれる場合は受けるべし!!
ハウスメーカーには各々売りにしている強みがあって、それらが自分たちの理想を叶える上でどのように作用してくるか知る必要があります。では気になるハウスメーカーの情報がネットだけでははっきりせず具体的に捉えることができないとしたら皆さんならどうしますか?多くの人は実際にメーカーが建てた家を見に行くと答えることでしょう。この意見には僕も賛成です。しかしその際に気を付けていただきたい点が、見出しにもあるように紹介を受けれるかどうか確認するということです。
なぜ紹介を受けるといいの?紹介なくても住宅展示場には誰でも参加できるはずだよね?
それはね建設業界には”暗黙の了解”があって、一度就いた担当さんは変更することができないんだ。
そうなんだ!ん?でも一体それのどこに不利益があるの?担当さんが変わらずに接客してくれるなら人見知りの僕でも心強いんだけど。
その制度自体への批判というわけではないよ。タイ吉の言う通りメリットにもなり得るからね。言い方を考えずに言うと、注目するべきは営業担当がみんな優秀ではないという点なんだ。
もうちょいオブラートに包みなさい。。
ごめんごめん。でもやっぱり住宅展示場に直接行っても基本的に経験が浅くて現在進行形で営業のノウハウを学んでいる方が担当になる確率はかなり高くて、まして営業側からしても来場するお客さんは多くて一人一人にかけることができる時間は限られるわけだからどうしようもないんだ。良い悪いじゃないけど紹介ありとはそもそもスタートが違ってくるよね。
皆さんが高い買い物に直結する相談をするときに、前情報があってある程度人柄が予想できる人と事前情報がなく運に頼って当たった人のどちらを選びますか?もちろん前者を選ぶ割合が多いと思いますが、要するにいい担当さんを引く確率は公平ではないと言うことです。その確率を上げるためにも知人からの紹介を受けることは大きなメリットとなりえるので活用しない手はないのです。
他社との比較・検討の重要性
ここも家作りを進める上で重要になる項目だね。
最初の担当さんが良いと思ったらそこで契約しちゃダメなの?余分に時間割いてまで比較するのって正直面倒なんだよね。
個人的に初めての担当さんが良いなって思っても一応他者との比較・検討はやっておいて損はないと思うよ。理由を説明していくね!
⭕️メリット
①適正価格と相場の把握
②住宅性能や保証内容の比較が容易になる
③アイデアが多様化することでより理想を実現しやすくなる
④担当者を比較し信憑性を確認できる
❌デメリット
❶時間と労力がかかる
❷情報の管理が難しくなる
❸比較する会社は多くキリがなくなる
❹担当者との関係が悪化する可能性がある
上記のように比較・検討にはやはりメリットとデメリットが存在しますが、それらを考慮した上で僕は他社と比較することをおすすめします。つまりデメリットは最小限に留めつつメリットを活かす必要があるわけです。個人的な意見としては以下の点に注意していただきたいと思います。
⑴家作りで重視する項目を絞り明確にしておく
自分の家作りの軸を固めることで余分な情報に混乱せず必要な情報に注目できる
例)デザイン 性能 価格 アフターサービス etc
⑵比較する会社は3社程度にする
時間と労力をかけすぎず、かつ混乱を避けるためにも⑴で決めた基準をもとに情報収集を行い候補を絞ると良い
⑶各社に伝える条件は統一しておく
条件が統一されていないと効率よく見積もりの比較を行うことができない
例)希望の間取りや設備が大きく異なり値段に差が出てしまう
具体的なマイホーム計画を立ててみよう!
計画ってのがまた難しい。。マイホームを立てるっていう実感が湧かないから具体的に何を決めていくべきか困るよ。
困るだろうと思ったからとりあえず決めておけば最低限は大丈夫だという項目を教えるね。これに関しては取り掛かるのが早ければ早いほどより考えが洗練されるはずだから、まだ相談にいくのは先だから関係ないかと思わずぜひ家作りを考える皆さんにやってもらいたいことだね。
ここで計画していく項目は以上の ①予算 ②間取り ③土地 ④時期 の4つあります。これらをしっかりと整理しておくことで膨大な情報の中から大きく自分が希望する条件とは異なるものを多く排除し有用な情報を選定することが可能となります。
①予算について
⑴月々の返済可能額から考える
{(月々○万✖️12ヶ月)➕(ボーナス○万✖️支給回数)}✖️借入期間
*ボーナス返済をするかは任意のため必須ではない
⑵年収から返済可能額を考える
目安は一般的に年間の返済が収入の20~30%が適正と言われている
⚠️これらは健康状態や家以外のローン状況によるためあくまで目安
②間取りについて
⑴コンセプトを決めておく 例)家事動線を意識した家 etc
⑵部屋の数はいくつ必要か
LDK 主寝室 子供部屋 書斎 和室 etc
それぞれを何帖ずつ必要か決めた上でその合計の帖数を出します。
そこから希望を叶えるための必要な坪数を計算します。
希望の合計帖数➗2✖️1.6🟰必要な坪数(目安)
③土地について
周辺環境・治安 職場へのアクセス 交通の利便性 などを考慮
⑴家と土地を購入する場合
分譲地の情報を集めておき紹介できるか確認
⑵土地はすでに持っている場合
共通事項:災害マップ 法的規制 治安 などの確認
④時期について
・入居の希望時期とその理由
⑴資金計画が整った時
⑵子供が生まれた、あるいは進学のタイミング
⑶仕事の事情に合わせて
⑷物価の変化、税制優遇や税金の変更に合わせて など
ハウスメーカーを決めよう!
ここまでで確認したことを基準にどのハウスメーカーにするかを決定していきます。僕が決定の決め手としたものは3つあり、①担当者が信頼できると確認できたこと ②住みたい土地を紹介できる会社が指定されておりその対象であったこと ③建築構造が希望のものであったことでした。この決め手の部分が人にもよるわけですが、僕自身は記事にまとめたことを一つずつ実践したおかげで満足のいく進捗状況となっております。整理してもなお考えることは多いですが、人生で一度であろう高額な買い物ですので、後悔がないよう自問自答を繰り返してできるだけ理想を叶えれるように、その第一歩としてハウスメーカー選びを頑張って欲しいと思います。
最後に
今現在家づくりをしている方、検討している方達の悩みを少しでも解消できればと思いこの記事を作成しました。回りくどい表現で分かりにくい部分も多々あるかと思いますがどうか温かい目でご覧いただければと思います。実体験をもとにした記事ではありますが、一から十まで書いているわけではありませんので、何か気になる点や聞きたいこと、また記事に対するご意見やご感想などございましたら気軽にコメント欄やSNSのDMを使ってご連絡ください。この記事は続編のVol. 2へ続きますのでまた見てくださると嬉しいです。


