家作り

家作り成功への道【Vol.2】理想の間取り・設備・外構の決め方〜セミオーダーハウス編〜

おもち

まずはVol.1の復習から始めてみよう。Vol.1では自分の理想のマイホームをゲットするために計画を練って、それを実現できる土地とハウスメーカーを決めたんだったね。

タイ吉

これまでの作業だけで大変だったから、もうあとはそんなに決めることはないんじゃないの?

おもち

とんでもない!決めることなんてまだ倍以上あるよ!ちなみにVol.2では間取りや設備、外構のことを決めていこうと思うよ。

タイ吉

まだ倍以上。。心が折れそうだよ。。

おもち

気持ちは分かるけど、Vol.1の時とは違って自分が過ごす場所や使うものを決めていくわけだから割と具体的なイメージが持てるし、何より自分の好きなように部屋を作っていけるという楽しさがあるんだ。ただだからこそこれでいいのかな?って悩むことも多いんだけどね(笑)ということで早速いってみよう!

上記のリストはあくまで参考にはなりますが、3つの項目には共通して家族構成ライフスタイルが大きく関係してくることが分かると思います。実際に決め事を始める前にいかに入居後の生活を正確に予想するかが失敗しない間取りなどを再現する上で必須と言えるでしょう。しかし予想を完全に的中させることは限りなく不可能に近いため、個人的には大きく外さないことを前提に理想に近づけることが最善の選択になるかと考えました。また、全体的な生活の予想を立てることはかなり難しいので、細かく場合わけをしてから予想を立てていくことが良いと思います。ではこれからそれぞれの項目を確認していきましょう。

【どう考える?】理想の間取りの見つけ方

タイ吉

理想か、、具体的な案は実はなくて、、ちなみにおもちはどうやって考えた?

おもち

実は僕も同じタイプだったんだ。参考になるか分からないけど下みたいな図を作って理想を具体的にしていったよ。

おもち

少し省略したり参考にするために検討していない部分も付け加えたけど僕の場合はこんな感じの図になったよ。項目は人によって異なるだろうから各々が思う項目に変えたり選択肢を増やしてくれればいいよ!

間取りを決定していくためにはいろんな視点から様々なことを考える必要がありました。不器用な僕にとって全ての事柄を一気に片付ける解決策をいきなり見つけることは難しいと思い、ブレインストーミングを使ってまず一番重要となるテーマを決めよう考えました。この手法のメリットとして①多くのアイデアが出せること ②一見無関係に思える意見が結びつき相乗効果が得られる可能性がある ③固定観念にとらわれない発想に気づける可能性がある などが挙げられます。一方でやはりデメリットは存在しており①量産が目的のため単体のアイデアとしては質が低いこと ②アイデアがまとまらない可能性がある ③思考が偏ってしまう などが挙げられます。しかし、今回のように間取りに関してのブレインストーミングの場合、おそらくデメリットになり得るのは③だけであり、これは他人に意見を求めることで改善できるため気にしなくても良いと考えます。

ここで実際に僕が考えた思考をまとめようと思いますので、参考にしていただき自分流に改定していただければ幸いです。まず僕は理想があるかないかを考えてみましたが、特に具体的なものはなかったため”理想はない”と決め、理想がないならどんな家なら快適過ごせるかを考える必要があると思い、次のステップとして重視したいものはあるか?今まで住んだ家などで不便を感じたことがあったか?を考えました。そこで家事動線の不便を思いつき、最終的に大きなテーマとして”家事動線が良い家”を目指そうというふうにテーマを決めるに至ったわけです。

大前提として我が家はフルオーダーの注文住宅ではなく、多数あるテンプレの中から理想に近いものを選び、配置を入れ替えるというセミオーダー方式で建設を行いました。なので完全自由設計ではなくある程度決められた制限の中で理想を見つけ間取りに反映させる必要がありました。とはいえ間取りの決め方という点では大きい差はないと思いますので、考え方の方向性を決めるためにはみなさんが活用できるものだと考えています。

実は細かい設備のあれこれ

皆さんは設備と聞くと何を思い浮かべますか?多くの人はキッチンやお風呂などを思い浮かべることと思います。では実際に設備を決める際に検討する一般的な項目を整理してみます。

このように一般的な家庭で使用される設備だけでも多くあり、これらの設備をどのメーカーで、どういう目的で配置するのか考える必要があります。もちろん十人十色の考え方があるとは思いますが、ほとんどの人は特にコンセントの数と配置でかなり頭を抱えることになると思います。実際に見たことも過ごしたこともない家で、何をどれくらいの数使用するかも決まっていないのにコンセントは予め決めなければならないわけです。最悪後付けも可能ですし、延長コードを使用すれば解決はしますが、費用が高くなったり見た目が悪くなったりとあまりコスパが良くないと言えます。どの設備にも共通して言えますが、経験したことないことを想像して完璧を作ることには限界がありますので、普段感じている小さな不満や違和感をしっかりと認識し改善案を家づくりに反映させることが重要になります。

タイ吉

そうか。。確かにまだどんな家ができるかも分からない状態なのに、その家で使うものを想定して決めていかないといけないんだね。

おもち

これがとっても難しいんだ。いくらでも悩めてしまうからこそ、どこかで区切りをつけて沼にハマらないように引き際を見極めることも必要な能力になってくるね。

タイ吉

確かに正解がないもんね。ドツボにハマらないように頑張るよ!

家の印象は外構で決まる!最初の外構で抑えるべき点は?

おもち

ここまでくれば家づくりも大詰めだね。

タイ吉

外構ってあんまり聞きなれないのは僕だけかな?

おもち

普段の生活では聞かないかな?どういうものかも簡単に説明しながらポイントも押さえていこう!

上記が押さえるべきポイントも含めた簡単な外構の説明です。以下で一つずつ確認してみましょう。

ライフスタイルにあった目的、優先順位を決める

  (1)外でどのように過ごすか考えてイメージする

   例)ガーデニングや子供の遊び場、BBQやプールの設置の可能性の考慮 etc

  (2)外構のスタイルを選ぼう

   ・オープン外構メリット:費用が抑えやすい

           デメリット:プライバシーや防犯面に対策が必要

   ・クローズ外構メリット:プライバシーや防犯性が向上する

           デメリット:費用が高くなる、圧迫感や閉塞感が出る

   ・セミクローズ外構メリット:リビング側や庭など必要な部分だけ隠すことができる

           デメリット:費用が少し高くなる

機能性と動線を確認する

   ・駐車場‥駐車する台数車種などを考慮して計画

   ・玄関アプローチ‥安全に歩けるように夜間の照明段差などの有無で安全性を考慮

   ・庭やテラスウッドデッキサンルームなど理想に最適なものを選択、水栓の位置

防犯面とプライバシー対策を考える 

   ・目隠しフェンス植栽で視線を遮る工夫

   ・防犯対策センサーライト防犯カメラの設置、砂利を敷くことなども有効

デザイン性とメンテナンスのしやすさ

   ・家との統一感‥建物のデザインや色と統一感を持たせて家全体の印象を決める

   ・メンテナンス手入れの難易度経年劣化が起こる素材を考慮した素材選び

予算と計画のタイミング(将来的な増設なども視野に)

   ・予算‥一般的に建物建築費の1割程度が多いとされている

       内容は様々なので予算をかけるべき点から優先順位をつけることが重要

   ・タイミング最低限の外構は建物の計画と同時が良い

          予算や実際暮らして不便な部分に外構を追加するのも⭕️

最後に

Vol.1とVol.2で大まかな家づくりの流れについて触れてきましたが、細かく見るともっと多くのことを決める場合がほとんどかと思います。この記事はあくまでこれから家づくりを行なっていく人たちの不安を少しだけ軽減できるよう、また参考になるよう願って作成したものになります。専門家ではないので一般的ではない考え方もあるとは思いますが、僕自身が家づくりを経験して考えたことや悩んだ点をまとめていますので、そのことを念頭に置いて記事を読んでいただけると幸いです。ご意見やご感想いただけると励みになりますので是非ともコメントの方もよろしくお願いします。リクエストなどありましたらそちらもコメントにお願いします。それでは皆さん家づくりを楽しんでください!

ABOUT ME
おもち
はじめましておもちです! 1997年うどん県生まれのAB型 国立大学院まで進学した後しがない放射線技師をやっています 趣味はテニス,ドライブ,ガチャポン集め 副業は知識ゼロの挑戦ですので拙い部分が多々あると思いますが、コメントでご意見などいただければ励みになります!